Baby Face ベビーフェイス 感想

この作品ほど魂が込められている作品は少ない。
全てにおいてクオリティが高い。
プレイして正解だったと本当に思える作品の一つ。

babyface

ここ一年近く15000円ほどをキープしていたのだが、4月頃に値下がり始め8000円弱になったので購入。
トレーダーでも駿河屋でも同じ現象が起きたが、現在は概ね9500円に落ち着いている。
Windows10で問題なく起動した。
この作品をプレイするまでは、なぜこの作品がいわばカルト的人気を持っているのか当然だが理解できなかった。
傍目からは、ただのロリ凌辱ゲーのようにしか映らないのだ。
だが、やはり作品の評価というものはプレイしてみなければわからないもので、変な先入観は持つべきではないと思い知らされた。
ここからは、如何にこの作品が素晴らしかったかを述べさせていただく。

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まず、作品の特徴について。
Baby Faceというタイトルの通り、ロリをアレするかめっちゃ可愛がるかでいろいろと変わってくるSLGである
意外と好感度と陵辱度の管理が難しい。
全てのヒロインを好感度MAX、もしくはそれに近い状態にして最終週までいくと、いよいよメインヒロインの出番である。
これがまた素晴らしい。

さらに、立ち絵にもアニメーションが用いられており、目や口が動く。
この時代とは思えないクオリティで。
立ち絵が動くということは、当然Hシーンも動く。
少し小さなWindowの中で、アニメーション演出がされるのだが、そのクオリティも高い
何回も抜いたね。
現在でも普通に通用する抜き性能である。

SLG要素では、ヒロインが在宅かつ母親が不在、という場面でのみ襲うことができる。
一見、それはランダムであるように見える。
だが、法則があるので、それを見つけてみると尚楽しめるだろう。
ただ一つ、このゲームにおけるランダム要素がある。
それは、開始時のヒロインと、そして大学の掲示板に掲載される家庭教師の募集。
前者はひたすらリスタートすれば良いのだが、後者はどうしようもなく、ただただ祈るばかりであった。
自分は見つけられなかったが、法則性があったのかもしれない。

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そして、最後の歌姫。
犯されながら歌い続け、そこにI've
主題歌「Two Face」はエロゲ史に刻まれるべき名曲。
この音源も、高騰化の要因だろう。
音楽が素晴らしいと、そのゲームもより良く見えてくるものだ

また、このゲームには唯一の欠点が存在する。
それは、回収にものすごく時間がかかるということだ。
二つのENDを見ることにかかる時間はせいぜい5、6時間といったところなのだが、CG回収には10時間ほどかかった。
昔のゲームによくある、回想で回収できなパターンなのだ。
Hシーン回想では自分が選んだ選択肢のシチュエーションしか表示されない。
つまり、そのヒロインのシーンの際に全ての選択肢をセーブとロードを繰り返しながら選択する必要がある。
1シーンにつき大体5通り存在するので、全ての選択肢の結果を見る。
それを繰り返して、ようやく回想が100%になる。
100%になった時の達成感は半端ではなかったね
メンドくさいと思われた方は、某サイトにセーブデータが落ちているので、それを適用することをおススメする。

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この時代の作品は、イロモノのように扱われがちである。
例えば、「好き好き大好き!」は、テーマが純愛でそれが完璧に描かれているにも関わらず、そこに至るまでの監禁という過程やその他サブ要素によってヤバいゲームというようなレッテル貼りをされている。
このゲームも、タイトルやパッケージからヤバいロリゲーといった印象を与えてしまっているが、実際は現在でも十分に使える抜きゲーで、SLG要素もかなり楽しむことができるのだ。


全体として

制作陣がどのような趣味を持っていたのかは今となってはわからない。
だが、全力で制作された、妥協の許されなかったゲームは必ずユーザーに伝わる何かがある。
自分は、このゲームに制作陣がこのゲームに情熱を傾けていたかを感じることができたし、ロリの良さも理解できた
何より、あのような結末を用意することにセンスを感じた。
シーン回収という面を除いて、陵辱ゲーとして完成されているのがこの「Baby Face」という作品である。
余談:原画担当の方や音楽がI'veということを知れば察することができると思うのだが、ビジュアルアーツ傘下のブランドである。