空のたかく 感想

前作Camera Eyesに続いてプレイ。
打って変わってキャラゲーとなった本作。
Camera Eyesと比較すると微妙と言わざるを得ない。

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Windows10では起動不可。
WindowsXPでは問題なく起動した。
前作よりも多少システムは改善されているが、それでもやや不親切。
とはいえ超空間ほどではない。
ボイスはなし。
CD-DA方式なのでディスクレスだとBGM等音が出ない。
無論既読スキップ・バックログなし。

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2000年代初頭と現在のインターネットに対する認識があまり変わらないということを示してくれる記述が存在した。
この刑事が述べていることは、間違いなく現在にも当てはまる。
当時でもインターネット全盛という認識があったのかと思うと、少し考えさせられるものがある。
最近はインスタグラムなどで顔写真をインターネット上に投稿する人が増えたが、果たして彼ら彼女らにとってそれが有益なものであるのか甚だ疑問である。

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ゲームとして

まず、このゲームにはテーマの一貫性が見えない。
結局何が言いたいのかわからないのだ。
無理矢理考察すると、ヒロインが非処女になろうとも変わらず愛する、といった雰囲気になる。
この時代、2000年代前半は、「想い出の彼方」「CARNIVAL」「下級生2」等々、非処女ヒロイン全盛期といっても過言ではない。
現在であればほぼ確実に炎上するが、今作はヒロイン3人が全員非処女である。
非処女になる、といった方が正確か。
一番評価しているラナルートは、身体を売って生活しているという設定なので、まだわからないこともない。
だが他の二人に関しては、物語終盤に無理矢理モブに犯されるのだ。
そこまでして非処女にしたいのか?
全くもって理解不能。
調べてみると前作とはシナリオライターが異なっている。
確かに理解できるね。
文章や展開のキレが本作では見られない。
何故物語終盤でヒロインが犯されなければならないのか。
是非当時の制作陣に聞いてみたいものだが、現在でも消息が確認できるのはサブライターの「渡部好範」氏だけで、かつツイッターも6年ほど動いていないので期待できない。

ラナ

彼女は人身売買の被害者。
ホームレスに身体を売るという凄惨な環境で生きている。
主人公はそんな彼女を愛する。
このルートだけは手放しで称賛できる
琥珀色の涙」に近いものがあるね。

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サヤカ

かつての幼馴染という設定があるのだから、もっと彼女が所属している組織についての掘り下げが欲しかった。
設定が良いのにそれが良い方向に活かされていない。
過去の描写が足りないため、幼馴染であるという実感が持てない
終盤は言わずもがなクソだが、惜しいルートであった。

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ミウ

ロリっ娘。
一番意味がわからないルート。
猫を愛でているシーンなんかは普通に可愛かった。
だが終盤、陵辱ゲーの竿役のようなキモデブに犯される。
問題はその後だ。
まさかの転生という。
プレイヤー茫然よ。
これ当時燃えなかったのか心配です。


全体として

前作とは制作陣が別物なので別ブランドのものとして考える。
あれだけ前作が秀逸だったので、余計に不思議でならない。
とりあえず犯されれば良いでしょという神経が信じられない。
まさにプレイヤーの方向を向いていない作品。
ライターかプロデューサーか知らないが、とにかくどちらかの盛大なオナニーであったことだけは間違いない。
次作の「Lv-F」は前作の制作陣であるため、少し期待している。